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路盤の設計

路盤は凍結深度を調べ,凍結の影響が及ばない深さ50cmのところから基礎工事をしなければなりません。

そのため,模型鉄道の範疇を超える規模の構造物になりました
(写真は完成直前の路盤,奥は工事途中の高架線橋脚です。)

作るにあたっての条件は
(1)建設費が安い。
(2)工期が短い。
(3)地表から50cm以上の深さに基礎を作る。
(4)排水をよくして雪解け水の凍結を防ぐ。
等です。
検討の結果,左図の様な四角い断面のブロック構造のものになりました。
四角の箱状にしたのは水平方向から作用する冬の凍上の圧力を上方に逃がし,鉛直方向の車輌の重力を安定して支え,楽な工法で製作できると考えたからです。
(右図は2002年に設計した路盤の断面図ですが,道床,軌きょう部分の構造は凍結とメンテナンスを考慮して2005年に煉瓦から木材使用に切り替えました。)

ブロック積は工務店に依頼すると高額になりますが,自分でやれば安くて,早くて,自由な構造で作れる便利な工法です。
(ブロックは大型鉄道模型のレイアウトを自作する方に特にお勧めしたい材料です。)

平行に積まれたブロックの間は空洞のままがよいのか,土砂などを入れる方がよいのか分かりません。いろいろ思案の末,発泡スチロールを詰めることを思いつきました。空気と土,双方の利点をカバーできるとの勝手な判断です。(このページ末に判断の理由を記しました。)
路盤の製作過程

かなりの労力を要する,この大袈裟な構造が妥当であるかどうか分かりません。凍結に耐えるものを作るにはロシアの「イワンの馬鹿」のような根性も必要だと思って作りました。

下写真
(左)1段目終了,2段目工事中  (中)型枠,発砲スチロールと電線管  (右)完成した路盤
より詳しい路盤の工事
発泡スチロールを使用した理由は

・地表の冷気が地中に伝わりにくい。(ご存知の通りの断熱材です。)
・地下に湿気,水を蓄えない。(耐水性抜群,水が染みこまない。)
・発泡スチロールの価格はゼロ。(神奈川,長野の店を廻り,軽トラック2台分をタダで集めました。)
・正確なカットができ作業効率もよい。(帯電する切りカスさえ出なければ もっと効率が良くなります。)
・上にコンクリート路盤を打つときに型枠底板の役割をする。(この性質が重要 ,耐荷重は抜群)

この発泡スチロールの間には各種の電線を通すための電線管も入れておきます。

数年前,東京/多摩の中央線を高架化する工事が行われましたが,駅の仮設ホームに発泡スチロールを使うと車の運転中にラジオで聞いたのがヒントです。(一方,地中のコンクリート内に発泡スチロールを詰めた状態には抵抗感 があるのですが・・・。)
 
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