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高架線の続く庭園鉄道

勾配が苦手な鉄道は山間部を通過するために様々工夫をしています。それらは鉄道模型の対象としては興味を引くものが多くあります。
しかし,牽引力と動輪の粘着力が小さく,急曲線を走る庭園鉄道では実際の鉄道以上に勾配は禁物です。

水平に走るために,ひたすら等高線に沿って走るか。土を削り土を盛るか。あるいは高架線を造るか・・・・・いずれかを選択してミニ鉄道の安定した走りを実現 しなければなりません。
高低差が大きくなると土砂の移動量が多くなるので築堤ではなく,高架線ということになります。

そばな高原鉄道の特殊事情ですが,凍結深度が深く,平坦地でも路盤のコンクリート工事が必要です。したがって平坦地でも高架線の基礎工事と同じような工事をしているので,高架線を造っても著しく工事量が増えるとは言えず,積極的に高架線にしています。
高架線1
橋長 3.30m,径間1.05mのラーメン 構造
橋脚
 高さ80cm,重量ブロック造
橋床
(路盤)は巾45cmのコンクリート版(Slab)
(断面:右図)
製作
 1998年10月〜99年5月

住宅の基礎工事や,完成したコンクリートの建物の壁を見てセパレータというものが使われていることを知っていましたが,素人が入手するのが難しく,使わずに型枠を組んだので,頑丈な型枠を作るのが大変でした。最近は,ホームセンターでも販売しており,工事がずっと簡単になりました。

高架線1の工事の様子を

高架線2 
橋長 4.65m,径間1.05mのラーメン 構造
橋脚 高さ40cm〜140cm,重量ブロック造
橋床(路盤)巾40cmのコンクリート版(Slab)
( 断面:右図)
製作
 2002年8月

コンクリート工事に慣れてきたので日数的には短期に完成しました。
ただ,コンクリートは連続して打つ方がよいので,朝4時半から日没まで14時間続け,かなり疲れました。(錬るのには体力,打つのには時間を要します。)
この高架線とこれに続く区間は高原鉄道の最も長い直線軌道の区間です。

高架線2の工事の様子を

高架線3  
橋長 5.40m(全長9.19mの 一部)
径間
約90cmのラーメン橋
(寸法:下図)
橋脚
 高さ120cm〜220cm 重量ブロック造
橋床 巾40cmのコンクリート版(Slab)
(断面:上図)
製作
 1999年8月〜2002年11月

橋脚の基礎部分にかかる重量を減らす目的と美観を考えて,やや凝ったデザインにしました。

半径9mの円軌道の一部になっているので,弧を描いています。
カーブしている上,凹凸のある型枠を作るのには時間がかかりました。

橋脚が出来た後,デザイン等の構想が固まらず,完成まで3年以上の年月が経っています。
高架線3の工事の様子を

 
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