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●トンネルの出入口(坑門)には垂直な壁面を造りますが,この部分は凍結被害を受けやすく徹底した対策が必要です。簡単な施工でブロック壁を造ってみたところ,亀裂と傾きが1,2年で生じました。
この傾きを補正し,坑門扉の付いた中央線タイプと信越線タイプの坑門を造る予定です。
 
前頁11です)
トンネル入口は三方から土が崩れるので玉石で土留めをしています。
(1)ブロック積み基礎
ブロックで正面の壁を作ることにしました。基礎のコンクリートを打っているところです。
(2)坑口のブロック積 
5段積みました。ブロックとヒューム管の接合は型枠を組んでコンクリートを流し込みます。
 
(3)ブロック坑門完成
坑門はブロック塀と「塀の控え」の関係のように造ってしまいました。
「控え」部は平行にせず,V字型にすれば実感的だったと思います。
作り難くはなりますが・・・
(4)大石の掘出し
高さ1.2mの石が切り取り側壁から現れました。軌道を曲げるか。石を割るか。結局,チェンブロックの出動で引きずって移動です。
(5)掘出し後の湧水
大石を動かしたら,その後粘土層から湧水です。測定値は毎分0.2リットル。利用を考えているうちに工事が進み,今は地中の何処かを流れています。
 
(6)擁壁基礎工事
擁壁基礎の前を(5)の湧水が流れています。
(7)浅間石擁壁2段目
擁壁の工事方法は築堤にあります。
(8)擁壁完成
完成後の写真は浅間石積み
 
(9)路盤型枠工事
路盤の工事方法は路盤工事のページにあります。
(10)コンクリート路盤
コンクリートを流し,表面を鏝で仕上げます。
前頁12です )
完成しました。湧水対策は砂利での埋め戻しと路盤下に排水パイプの設置です。
 

トンネル本体の詳しい工事の様子を

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