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●長さ17.5mのトンネルを造る工事をご紹介します。地面を2m位掘り下げ,配水管を通した砂利層をつくり,その上に長さ2.5mのヒューム管を7本並べて接続 したトンネルです。
直線的なトンネルではないので管の接続部分に隙間ができます。モルタルを詰めて泥水などの浸入を防ぐ工事も必要です。

●実感的な雰囲気の重視と非公開を前提としている模型鉄道なので,天井が低く狭いトンネルでよいとし,ヒューム管の内径を120cmとしました。
不特定多数の乗客を乗せて走ることを目的とした場合,安全性を考慮すると内径は160cm以上必要 になると思います。
 
(1) 着工-地縄張り

トンネル掘り下げ位置にテープを貼って確認します。
地下線路が通るルートです。
(2) トンネル掘削

大小2台のパワーショベルが協力して,掘り下げていきます。
(3) 掘削ほぼ完了
ヒューム管の下に敷き込む砂利も運ばれてきました。
 
(6) 地下水の対策

トンネルの底に水抜き用のパイプを通します。
(7) 砂利敷き込み

高さを測定しながら,砂利を所定の高さまで敷き込みます。
(6) ヒューム管搬入


ヒューム管の長さ2.5m,内径1.2m,接続部の外径は1.6m
 
(7) ヒューム管設置

ヒューム管7本,17.5mのトンネル「外観」です
(8) 接続部モルタル

接続個所の防水の為にモルタルを詰めます。
(9) 砂利で埋戻し

埋め戻しは水捌けが良いように砂利を使います。
 
(10) 本体工事,完了

これで腰を屈めて,地中を歩いて反対側へ通り抜けられます。
(11) 玉石土留め(翌年)

三方からの土砂崩れ,玉石を積んで防いでいます。
(12) 工事10年後

浅間石にも苔が付き,少し碓氷峠の感じがします。
 

11から12まで工事 の様子を

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