駅舎小屋/屋根パネルの製作 |
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(1) 屋根の設計
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この部分に2×4工法のパネルを使い屋根を一体化すればドーム構造になり,「棟木」や「母屋」の無い構造が考えられます。 ▼ 屋根にはたらく重力を鉛直方向以外にも分散し,壁パネル全体で支えて「棟木」や「母屋」の無い構造にします。
形の上では「棟木」に見える2×6材を挿み込んで,棟部分のパネルの結合を強化し,パネルの剛性を高めます。 (上図) 小屋の屋根は4枚のパネル(三角形の妻壁パネルAと屋根パネルB)のドーム型一体構造にします。壁パネルで造った「箱」に屋根パネルの「蓋」をするイメージで造ります。 ▼ 屋根のサイズはアスファルトシングルの横幅(915mm),屋根勾配(2/3勾配),軒先の出(450mm)などの条件から決めました。 例(軒の長さを3640mmとした理由) |
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(2) 妻壁A(三角パネル) ▼(写真右) 妻壁の上部の枠組みです。最初の設計では中央の支柱から左右に補強材を入れる予定でしたが強度的には省略できそうなのでこの状態で合板を張ります。
▼ 三角形のパネルの室内側に張る合板は比較的木目が綺麗な板を使用してそのまま板壁になるようにします。 |
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(3) 屋根パネルB
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屋根パネルの製作/駅舎小屋 |
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