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DD20形 補助機関車 | |
台車枠の製作 |
カーブでは左右の車輪は異なる回転速度になります。差動機を取り付けた台車枠は特殊な形です。 |
製作する台車の概略
台車は右図のように差動機a を組み込んだ構造です。 駆動用モーターは台車枠に載せ,モーターの回転は平歯車d によって2段減速し差動機に伝えます。 |
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1 台車枠の設計 |
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自分で設計したものを作るときに障害になるのは,思うような材料を集めるのが困難なことにあります。 |
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2 台車枠の製作 |
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すべて建築用に販売されている鉄材なので,平面度,直角度はそれ程よくありません
。精度は組み立て方でカバーすることになります。 |
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3 懸架装置の設計*2 |
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2本の車軸の内,差動機を取り付け
る車軸は懸架装置を取り付け難いので固定軸としました。 |
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4 懸架装置の製作 |
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簡単な構造で部品数もわずかです。製作時間もかからず,嵌め込むための(上記チャンネルBへの)穴あけに多少手間がかかる程度で思った以上に楽に作れる懸架装置でした。 |
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完成した台車枠
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(注1) 回転軸をもつ構造の車軸受けは
軸箱を軸箱守で上下にスライドさせるより製作が簡単で,すでに乗用客車の車軸受けの構造で試みてい
ます。 |
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DD20形補助機関車 台車枠の製作 |
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