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2 足まわりと駆動部 |
鉄道模型は実感的であることと,完璧な走りをすることが求められています。走りの要である足まわり部分の製作です。 |
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足まわり この機関車の足まわりは力強さを感じ させるデザインで,模型というよりは実際の車輌のような頑丈さを備えているような気になります。 (写真→)-------------- 8 軸箱守 10 担板ばね 11 担板ばね受け 12 軸箱受け金具 13 軸箱 14 軸箱守控 (説明↓)-------------- 10 担板バネ 固定2軸車の典型的な板バネの構造です。 ダミーではなく,長さを整えた14枚の隣青銅のバネを重ねて中央を枠とネジで留め,実際に機能するように作ります。 形だけの模型でなく機能するように細部を作るのは模型製作を一層楽しくします。 (写真下)青銅板を切りそろえた担い板ばね です。 を 11 担板バネ受け 板バネは可動状態で保持するので両端を支える3mmネジは強く締めません。そのネジを隠します。 (写真左)担板ばねと半田付けして作った枠 とネジです。右側はバネを枠に入れネジ止めした完成状態です。 12 軸箱受け金具 真鍮鋳物で1個あたり7つの取り付けネジ穴をあけます。左右のスライド面の間で軸箱がすべるので両面が平行になるように取り付けます。 ただ,径2mmの穴に対して1.7mmのネジ留めなので取り付け時に多少は修正が可能です。 13 軸箱 真鍮鋳放しの部品の外側をヤスリなどで整えて軸箱受け金具(上記12)とのスライド面を仕上げます。 次に,給油口を開け車軸を受けるニードルベアリングを嵌め込みます。 軸箱のスライドする方向と車軸の方向は基本的には直角ですが,カーブなどで車体がα傾くと車軸は直角の位置からα傾くことになりますから,支障なく上下動する形状(平面に近い円弧)にします。 14 軸箱守控 軸箱が下に抜け落ちない様に止める板で,2.2mmの穴に2mmのネジで止めます。 (写真右) 下から見た,軸箱と軸箱受け金具,軸箱守控です。 15 車輪と車軸 動輪なので車輪 と車軸とはしっかり固定します。 車軸にEリングを嵌めて車輪を取り付け,車輪に付いている押しネジを締めて当たりをとります。 次に車輪をはずして 当たりをとった位置をヤスリで削って,再び車輪を嵌め押しネジで車輪を車軸にしっかり固定します。 (左写真)車輪と車軸,Eリング (右写真)各部品 10〜15 が組み立てられた状態です。軸箱上部の穴は車軸のニードルベアリング部に給油する穴です。 |
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駆動部 駆動部はすべて完成品です。ギヤボックスによる簡潔な部品構成で,機関車の心臓部/駆動装置が楽に組み立てられました。 (上写真) モーター以外の駆動部の全部品です。 軸受のメタルを嵌め,スプリングピンと押しネジで組み立てます。 (右写真)動力伝達機構 を組み立てた状態です。 モーターからベルト,ベベルギヤ,ユニバーサルジョイントなどを経て4輪が駆動されます。 |
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